50代から始める感動屋日記

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zoom RSS 『舟を編む』

<<   作成日時 : 2012/03/13 16:12   >>

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昨日買ったR-1ヨーグルトは、今朝食べてみたのですが、甘味が抑えめで酸味も適度にきいていました。
甘味のあるハードタイプはあまり好きではないのですが、これは美味しいと思いました。

今日もスーパーに行くことがあったので、棚をのぞいてみると、たくさん並んでいたので(一人2点までの制約は依然としてあり)、また2つ買ってきました。(笑)


さて、本のお話です。
三浦しをん著、『舟を編む』を読みました。

この本は図書館に予約していて200人待ちだったのですが、ラッキーなことにSさんが貸してくださいました。
ありがとうございます!

編集者の馬締(まじめ)を中心に、出版社のおかしくて個性的な人々の話を織り込みながら、辞書製作の過程が描かれます。

タイトルがとても素敵ですよね。
言葉の世界を海、辞書を舟、編纂を「編む」という言葉で表したのは秀逸です。

内容もさぞかし念入りに編みあげられ、すばらしい世界になっているのではと期待したのですが、読み始めると、いささか落胆しました。

前半、登場人物の描写が粗くて一人一人がよくイメージできず、視点がバラバラで話の進みがぶつ切り状態になり、読みにくかったです。

辞書作りの話も想像の範囲内であまり新鮮味がなく、編集部の人物と辞書製作の話がうまくかみ合っていない感じがしました。

地味で堅い辞書作りの話なので、とっつきやすくする狙いはわかるのですが、ここまでズッコケ調にする必要があるのか。

ただ、女性編集者の岸辺が編集部に異動してきた頃から、読みやすくなりました。
後半の辞書が出来上がっていく様子には、迫力もありスピードも出てきて、よかったと思います。

大詰めで問題が持ち上がるのですが、それ以降は不思議と流れるような文章になって読みやすくなりました。
小説でも人生でも?何か問題が出てこないと、盛り上がらないもんですね。

最初の滞った感じとはまったく違ったので、ひょっとしたら前半は、遅々として進まない辞書編集を象徴的に表したのかもと、無理な解釈をしてしまいそうです。


この本で、一つ新しいことを知りました。

愛人弁当持参の教授が、平安時代の僧「西行」の項目を執筆するのですが、その文章を読んでわかりました。

NHKの大河ドラマ『平清盛』に出ててくる、あの佐藤 義清が西行さんだったんですね。

恥ずかしながら、知りませんでした。


舟を編む
光文社
三浦 しをん

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コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
西行法師 ・・・
オヤジの住んでるすぐ近くにも
来たことが あるらしいです ・・・
「西行まつり」なるものを やってます ・・・
翔おやじ
2012/03/13 16:44
翔おやじさん、おはようございます!
西行さんって諸国いろいろめぐってられたようなので、おやじさん地方にもきっと滞在されたのですね。
「西行まつり」って、ひょっとして平安時代から続いているのですか?
ずっと名を残す西行さんもすごいですが、お祭りを守っている地元の人々もすごいです。
きっこ
2012/03/14 07:31
ひつじさん、気持玉をありがとうございました!
きっこ
2012/03/14 07:32
きっこさんおはよございます。
私も西行の出自は知りませんでした。
何だか筋を聞いているだけでも読みにくそうな本ですね。
さて今日は良い天気そろそろお掃除開始です。
そうそう、昨日スーパーでR1ヨーグルト発見しましたよ。
棚にズラリと並べられていて特に制限も無かったです。今、あるヨーグルトを食べたら買ってみます。
hana
2012/03/14 09:05
hanaさん、おはようございます!
そうなんですね!
R-1ヨーグルト、関西では棚にいっぱい並んでいて制限なしなんですね。
なかなか興味深いコメントありがとうございます!(^^)
関西の人達の方が、ブームに踊らされないのかもしれませんね。

西行さんは武士だったけど、恋愛でつまずいたのをきっかけに出家して(本当かどうかはわかりません)、諸国を回ったような話を聞いたことがあります。
『舟を編む』は、世の中の評判はかなりいいです。
私がちょっと変なのかもしれません。
軽く読めるので、ご興味と時間があれば気分転換にいいと思います。
きっこ
2012/03/14 10:01
気持玉もありがとうございます!
きっこ
2012/03/14 10:01
きっこさんこんにちは。
今日は良い天気です。もう寒の戻りは無いでしょうね。
R1ヨーグルト、理由は分かりませんが、結構並んでいました。
西行さんロマンチックなかたですね。恋に生きれるなんて流石平安時代ですね。羨ましいです。
ところで、きっこさん、長い間お世話になりました。入学前講義の準備や引越しの準備でそろそろ、腰を上げなければいけなくなりました。
色々、楽しませて貰ったり励まして貰ったりできっこさんのブログとても好きです。暫らくお別れと致しますが落ち着いたら又遊びに来ますね。
ありがとうございました。




hana
2012/03/14 15:28
hanaさん、こんにちは!
お忙しい中、お知らせいただいてありがとうございます。
いよいよ始まるのですね!
これからの数年間は、厳しい時間が続くと思いますが、是非頑張ってくださいね。
応援しています!!
好き勝手に書きなぐっているマイナーなブログですが、いつもコメントしていただいて、感謝していました。
こちらこそ、hanaさんにいろいろ教えていただきましたし、楽しませていただきました。寂しいですが、私も頑張らないといけませんね!
ブログを通じてhanaさんと知り合えたこと、とても嬉しく思います。
また落ち着いたら、是非是非遊びにきてくださいね。
私の方は、相変わらずどうでもいいことを書いていると思いますが…。
hanaさんが立派な法曹になられることをお祈りしています。
ありがとうございました!
お元気でお体に気をつけて、頑張ってくださいね。
きっこ
2012/03/14 17:22
お久しぶりです。お元気ですか。
「舟を編む」は羽島市図書館(三冊所蔵)で8人待ちで待っている最中です。
私は三浦しをん「びろうな話で恐縮ですが日記」を読んでとんでも無く三浦しをんを気に入ってしまいましてアマゾンで安いのを併せて五冊程買いました。
「舟を編む」はそう安くないので図書館待ちです。彼女は徹底的な読書派で頭の中に言語が一杯詰まっていて、絶えずビビッドに活動していると言う近来(私には)まれにみる魅力ある女性作家でした。
さて私、恥ずかしながら「ヒラメ記佐吉大仏」でブログ開設しましたので宜しければ覗いて下さい。
ヒラメ
2012/09/15 18:56
ヒラメさん、お久しぶりです!
三浦しをんさんのファンなんですね。
私は『舟を編む』しか読んでいませんが、確かに彼女の頭の中には言葉がいっぱい詰まっているという感じがしました。ただ正直に申し上げると、彼女のペースについていけないというのが本音です。(^_^;)
ヒラメさんは彼女の魅力を理解してられるのがすごいです。
それから、ブログ開設おめでとうございます!
少しのぞかせていただきました。お堂の内部がわかりやすかったです!
きっこ
2012/09/16 12:29
ハイドーモ有り難う御座います。「私の五冊」を軽く書きましたので、書いて貰うと面白いです。実際には中々難しい質問なのですが。
私は三浦しをんを図書館で三冊アマゾンから五冊、今8冊手元にありますよ。一通り家の説明が終わったら読書が中心になっていくのではないかと予測しております。
ヒラメ
2012/09/17 02:55
ヒラメさんへ
たくさんの本の中から、5冊を選ぶのは難しいですよね。
確かにその人となりがわかるのかもしれません。
ヒラメさんのように、中学時代、高校時代と、読んだ年代に分けるのもいいですね。
ただ私は中学・高校は本をあまり読まなかったです。
好きになってきたのは社会人になってからでした。(^_^;)
きっこ
2012/09/17 09:16
「舟を編む」を読みました。私の感想はきっこさんとはまるで逆で前程よく、話が進むに至って凡庸に思われました。文章も話を面白く進めるためだけの生気がないものになっていると感じました。少し引用(64頁)『その瞬間、馬締の中で「あがる」と「のぼる」の違いが明瞭になった。混沌と漂うばかりだった言葉が、急速に集まり、固まり、ぱたぱたぱたと組み合わさりだした』非常に感心した部分です。将に三浦しをんはその様にして日常グルグル廻る言葉と格闘し、「出来た」とか「分かった」とか「みえた」とかそんな思いに生きておられるのでないのかと著者の人となりが彷彿させられました。話が進むにつれ言語が単に目的に合わせて話を作り出しているだけの文になり、著者の息吹きが感じられませんでした。
思うに、三浦しをんは小説家としては二流半、エッセイストとしては一流半、単に一個の読書好きとしては天才。世の中の権威など全く無視して自分の好きなものに狂ってしまえる境地、作家ではなく読書家の模範とすべき傑出した偉人であると仰ぎ見ております。
「本を読む時間が欲しくて、何日も風呂に入らないとか、3年間部屋を掃除しなかったとか、食べながら読む事が出来るので一週間たこ焼きを食べ続けたとか、頭が下がります。彼女はチェッカーズの全曲を完全に暗記して歌えるそうで、これも私の到底及ばない偉業です」
ヒラメ
2012/10/12 03:28
ヒラメさん、とても参考になるご感想をありがとうございました!
三浦しをんさんという人について、まったく知らずにこの本を読んだので、免疫のない私は本の冒頭からびっくりしてしまいましたが、ヒラメさんのこのコメントや、最近よく出てくるご本人の写真などを見ると、とても納得してしまいました。
超人的な本の読み方をされる人なのですね。
「世の中の権威など全く無視して自分の好きなものに狂ってしまえる境地」を持つ人なのだということは、想像に難くないです。
だとすると、おっしゃるとおり、『舟を編む』としては前半の方が彼女らしくて面白いのかもしれません。
きっこ
2012/10/12 18:20
こんにちはお久しぶりです。私はブログを小休止しました。匿名コメントで、非常に無思慮な人がいて疲れるからです。
そうしましたら寂しいという人がいまして、今は全くの匿名ブログ「Bの朋友談義」を開設し、読者は二人だけです。
それはさておきまして、そこで三浦しをんさんが話題になり、以前に何を書いたかと思ってお邪魔したわけです。
「舟を編む」でふと思ったことなんですが、主人公の「馬諦」マジメだったと思いますが、普通は「ばてい」と読んでしまいます。漢字変換すれば「馬蹄」です。馬の世話をする労務者ですね。
単なる私の連想だけかもしれませんが、池田理代子さん、今の男性関係は知りませんが、昔「馬蹄」職の方と結婚してNHKテレビで、身分違いとかいう人がいるがそういう事を言う人間が私には分からないと言ってみえたことをよく覚えています。
池田理代子に憧れる気持ちと相まって少女時代の三浦しをんに鮮やかな印象を残しているかもしれないと、今私の書いた分を読んで思いまして、ちょっと記入しました。
突然でびっくりされたと思います。すいませんでした。
ヒラメ
2013/04/07 10:58
ヒラメさん、こんにちは!
なるほど〜。三浦しをんさんは池田理代子さんに憧れていたのですか。
そこから、ひょっとしたら「馬蹄」→「馬締」という登場人物を作ったのではないかと。
どうなんでしょうね…。
でも面白い連想だと思います。
きっこ
2013/04/07 15:48
察するに三浦さんの購入される本の7〜8割は漫画だと思います。生涯と言う事でしたら何万冊のレベルだと思います。10万と言うことはないと思いますが、ひょっとしたら???
最初の批評はボーイズラブの漫画批評だったと思います。後年「趣味じゃないんだ」にまとめられています。題の意は斎藤美奈子「読書は趣味」に噛みついて私にとって趣味じゃないんだ生きることそのものだと啖呵を切ったわけです。
萩尾望都を崇拝されています。(もちろん池田理代子も神様の一人、まだ一杯みえるのですが知らない人ばかりで)こ
の関係で萩尾望都のエッセイを読んだのですが素人の文章、三浦しをんとは格段の違いで、やっぱり絵描きは絵描きだと思いました。
ヒラメ
2013/04/07 20:30
ヒラメさん、さすがによくご存知ですね。
三浦しをんさんの、人となりを面白く思いました。
『舟を編む』の前半部分が、漫画チックに感じたのもうなずけました。
ただ、後半のあのトーンの変容ぶりは、ちょっと戸惑いました。あそこまで文章の雰囲気が変わったのは、今まで読んだ本の中にはありませんでしたから。
きっこ
2013/04/08 20:33

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